有限要素法(マトリクス法)によるラーメンの応力解析 10/14
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10. 行列の復習
剛性方程式を変形する前に、行列について少しだけ復習する。
行列の掛け算の定義は以下の通り。
xとyを入れ替えたい場合は、以下の様に行列の と も入れ替えればよい。
uとvを入れ替えたい場合は、以下の様に行列の と も入れ替えればよい。
また以下の様に行列をブロックに分けた場合は各ブロックを1つの要素とみなし、通常の行列と同じ様に計算できる。
余談だが、有限要素法の書籍を読むと線形代数や微分方程式等の数式が出てくる。 しかし、これらは数学ではなく単なる道具に過ぎないので難しく考える必要は無い。(我々実務者にとっては数式など重要ではないので、何なら読み飛ばしてしまっても一向に構わない)
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