有限要素法(マトリクス法)によるラーメンの応力解析 9/14
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9. 材端変位ベクトルの作成
境界条件を設定することで材端変位ベクトルを作成する。 今回のモデルでは節点1と節点4は固定支点なので、この2つの節点の全ての自由度が0になる。 (つまり、この2つの節点は移動も回転もしない事があらかじめ分かっている)
この境界条件を組み込むことで、最終的に以下の様な剛性方程式が完成する。
この剛性方程式をよく見ると、以下の事がわかる。 ・支点(節点1,4)は材端力ベクトルが未知数、材端変位は0 ・それ以外の点(節点2,3,5,6)は材端力ベクトルに値が入る、材端変位は未知数
このままではこの剛性方程式は解くことができないが、以降この剛性方程式を解ける形にサイズダウンする。
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